作者
歌詞
一 夏尚寒き布引の 瀧の響を後にして
神戸の里を立出づる 山陽線路の汽車の旅
二 兵庫鷹取須磨之浦 名所舊蹟數多し
平家の若武者敦盛が 討たれし跡も此處と聞く
三 其最後迄携へし 青葉の笛は須磨寺に
今も殘て寶物の 中にあるこそ合れ成れ
四 九郎判官義經が 敵陣目掛て落たる
鵯越や一谷に 皆此名所の内ぞかし
五 舞子の松の木の間依 真近見許淡路島
夜は岩屋の燈台も 手に取る如く影證
六 明石の浦の風景を 歌に読たる人麿の
社は此か島が暮 漕ぎ行く船も面白や
一 夏尚寒き布引の 瀧の響を後にして
神戸の里を立出づる 山陽線路の汽車の旅
二 兵庫鷹取須磨之浦 名所舊蹟數多し
平家の若武者敦盛が 討たれし跡も此處と聞く
三 其最後迄携へし 青葉の笛は須磨寺に
今も殘て寶物の 中にあるこそ合れ成れ
四 九郎判官義經が 敵陣目掛て落たる
鵯越や一谷に 皆此名所の内ぞかし
五 舞子の松の木の間依 真近見許淡路島
夜は岩屋の燈台も 手に取る如く影證
六 明石の浦の風景を 歌に読たる人麿の
社は此か島が暮 漕ぎ行く船も面白や