|
|
36番째 줄: |
36番째 줄: |
|
| |
|
| === '''八''' === | | === '''八''' === |
| | 「厚意謝するに余りあり 軍の法に從ひて<br> |
| | 他日我が手に受領せば 長く労わり養はん」 |
2024年6月24日(月)18時40分 版
詞
|
佐佐木信綱
|
曲
|
岡野貞一
|
歌詞
一
旅順開城約成て 敵之將軍Стессель
乃木大將と會見之 所は何處水師營
二
庭に一本棗之木 彈丸跡も着るく
崩殘れる民屋に 今ぞ相見る二將軍
三
乃木將軍は嚴かに 御惠深き大君之
大詔傳うれば 彼畏て謝し奉
四
昨日之敵は今日之友 語る辭も打解て
我は讚へつ彼之防備 彼は讚へつ我が武勇
五
形正て言ひ出でぬ 「此方面之戰鬭に
二子を失ひ給ひつる 閣下之心如何にぞ」と
六
「二人之我子其々に 死所を得たるを喜べり
此ぞ武門之面目」と 大將答へ力有
七
兩將晝餉共にして なほも盡きせぬ物語
「我に愛する良馬有 今日之紀念に獻ずべし」
八
「厚意謝するに余りあり 軍の法に從ひて
他日我が手に受領せば 長く労わり養はん」